ちざんけん_14今日は地山謙(ちざんけん)です。

「謙は亨る。
君子終り有り 吉」

謙虚であれば通じます。
その美徳は有終の美を飾ることができます。

なんと高い山が地面の下にあります。
それほど謙虚であることを表わしています。
修行の一種でしょうか?

自分には力があるのに、それをみせない姿で、
「能ある鷹は爪を隠す」「実るほど首を垂れる稲穂かな」
を徹底することです。

役割で言うと、裏方で、縁の下の力持ちです。
それに加え、まわりを立て、感謝の気持ちを忘れずに。
そうすることで、得るものがあるでしょう。

あと、地山謙は、一陽五陰の卦で、
3爻は人間のからだでいうと腰・股の部分です。
その位置が一本だけ陽爻で「男子裸身の卦」と呼ばれています。
覚書「男女関係3卦」を参照してください。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の初爻

用心深く進めば大きな川も渡れます。大きな夢、目標を達成したい時は、油断せず準備万端整えてのぞみましょう。自分の力を過信せず、謙虚にしていると、応援してくれる人も現われます。

「謙謙。君子用て大川を渉る。吉」

大きな川をわたるような危険な仕事をすることになりますが、
自分の力を過信せず、謙虚に謙虚にと努力し、
用心深く進めば無事渡りきることができます。
吉です。

叶えたいこと、達成したいことが大きいほど
侮らず準備万端にして臨んでください。
謙虚にしていると協力してくれる人もいるでしょう。

之卦 36 地火明夷(ちかめいい)

日の出前の「地火明夷」です。
暗く、わからないことがあったら、謙虚に人に聞きましょう。
自信がない時は、謙虚に人に協力を頼みましょう。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の2爻

感謝の気持ちが相手に伝わりました。柔軟で臨機応変、謙虚な様子がまわりに認められます。奥ゆかしい態度がいい感じで、吉です。

「鳴(めい)謙。
貞にして吉」

柔軟で臨機応変、謙虚な様子がまわりに認められて
吉です。
奥ゆかしい態度がいい感じです。

之卦 46 地風升(ちふうしょう)

上昇する「地風升」。
上昇気流に乗って何事もうまくいくでしょう。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の3爻

謙虚に裏方で支えてきたことが認められ、有終の美!いいことがありそう。面倒見のいい細かい気配りがラッキーアクションです。

「労謙す。
君子終わり有り 吉」

功労があって謙虚なので周囲から厚い信頼を得ています。
最後には報いられて吉を得るでしょう。
今までの結果が出て吉です。

苦労の末の好成績だったとしても、おごらないことです。

之卦 2 坤為地(こんいち)

女性性でもくもく働く「坤為地」です。
めんどうみよく骨身を惜しまない態度、細かい気配りが吉です。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の4爻

力もやる気も満々ですが、能ある鷹は爪を隠すです。謙虚さを徹底して、できる仕事でも他の人に頼んで花を持たせましょう。きっと感謝されます。

「利ろしからざるなし。
謙を撝(ふる)え」

全てのことが吉です。
謙虚に人の役に立っても恩を着せず、
人の良いところを褒め称え、手柄を譲ります。
身分は高いが謙虚に他の人の良いところを生かすことができれば
うまくいくでしょう。
利他主義です。

之卦 62 雷山小過(らいざんしょうか)

ちょっとやりすぎの「雷山小過」です。
自分でやりたい気持ちをちょっと抑えて
他の人に花を持たせましょう。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の5爻

あなたが立場を超えて感謝と謝罪の気持ちを伝えることができるので人間関係がうまくいっています。まわりにそれができない人がいたら我慢せずに注意してあげて下さい。感謝されます。

「富めりとせず。
その鄰(となり)を以てす。
用いて侵伐(しんばつ)するに利し。
利ろしからざるなし」

自国が富を独占しないで隣国と友好を深めます。
この徳に服しないものがあれば征伐してもよいでしょう。
万事順調にゆきます。

あなたには力があるのに態度が謙虚なので、
人が慕ってついてきます。
もし、まわりに傲慢な人がいたら
我慢せずに指摘しても大丈夫です。
あなたに人徳があるからです。

之卦 39 水山蹇(すいざんけん)

足場が悪い「水山蹇」です。
傲慢さが出ると足元をすくわれます。

爻辞 15 地山謙(ちざんけん)の上爻

無理をしない、見栄を張らずに、できることだけやりましょう。頑張っても身体がついてきません。自分の身の丈に合ったことを着々と謙虚にやることです。

「鳴謙。
用いて師を行(や)り
邑国(ゆうこく)を征するに利し」

謙虚であるという評判が鳴り響いている状態です。
他国に攻め入ることよりも、
自国を治めるのがよいでしょう。

評判は良いのだが体力も気力もなく、
自分の身の回りのことをするのが精いっぱい。

之卦 52 艮為山(ごんいざん)

動かない「艮為山」です。
がんこなまでに謙虚でいてください。
見栄を張らないことです。

今朝、気づきました。

この季節になると
病院で昏睡状態になって1年数ヶ月ベットの上で過ごし、
何度も危篤状態を繰り返し、
最後には蝋燭の火が消えるように亡くなっていった
母のことを思い出すのだと。

理由がわからず、でも、とても悲しく、
鬱々として数週間過ごしていましたが、
こうなっているのにも理由があったのだ。

母が亡くなってから6月で5年経ちます。
5年も経つなんて嘘みたいです。

その5年の間にもいろいろなことがあった。
母とのお別れのことでまだ消化できていないことが
あるのでしょうね。
今日もたくさん泣きました。

桜の花が素晴らしく美しく見えたあの病室の窓ぎわに
私の一部がまだ立っている気がする。

今日はこの辺で。
ありがとうございました。