002239今日は雷山小過(らいざんしょうか)です。

「小過は亨る。
貞に利ろし。
小事に可なるも、大事に可ならず。
飛鳥之が音を遺す。
上るに宜しからず、下るに宜しくして大いに吉なり」

飛鳥山を過ぐるの象

らいざんしょうかの「小過」は、
少し過ぎてるという意味で、
ちょっとやりすぎだな~って時に出る卦です。

下が山で上が雷ですので、山の上で雷が鳴っているという風景です。
外に居続けていると、雲がこちらにやってきて雷雨に合いますので、
すぐやめて逃げられるように大きな活動はしない方がいいでしょう。

卦全体を鳥が飛んでいく形に見たて、飛び去っていくさみしさ、
場所や心の距離感を意味する場合もあります。

下の山を門に、上の雷を兵隊と見、
門の外に見張りの兵隊がいる形とも言われ、
どっちもちょっと近寄れないし、距離があります。

1日の運勢を占ってこの卦を得た場合は、
全体に、やりすぎは避け、控えめに過ごしたいですね。

爻辞 62 雷山小過(らいざんしょうか)の初爻

まだ幼い鳥が調子に乗って高く飛びすぎ、危ない目にあいました。自分の実力を超えた望みを持つことは危険です。欲張りや急ぎすぎ、軽率な行動は慎みましょう。練習や準備が必要な時です。

「飛鳥以て凶」

まだ幼い鳥が調子に乗って高く飛びすぎ、危険。
自分の実力を超えた望みを持つことは危険です。
欲張りや急ぎすぎ、軽率な行動は慎みましょう。
飛び方の練習が必要な時です。

之卦 55 雷火豊(らいかほう)

派手過ぎる「雷火豊」です。
騒ぎすぎに注意。

爻辞 62 雷山小過(らいざんしょうか)の2爻

君主ではなく家臣に会います。身の程からしたことで、間違いではありません。望みは半分叶いますが、控え目にしていた方が無難です。交渉事は仲介人を立てるなど人に頼んだ方がうまくいくでしょう。

「其の祖を過ぎて、其の妣(ひ)にあう。
其の君に及ばず。
其の臣に遇う。咎なし。」

祖父の前を通りすぎて祖母に会います。
君主ではなくその家臣に会うようなものです。
それは身の程を知っているからしたことで、
間違いではありません。
望みは半分叶いますが、控え目にしていた方が無難です。
出すぎたことをしないことです。

男性に伝えたいことも直接ではなく仲介人を立てるなど
人に頼んだ方がうまくいくので吉です。
女性がキーパーソンになるかもしれません。

之卦 32 雷風恒(らいふうこう)

いつものように…の「雷風恒」です。
無理しないでいきましょう。

爻辞 62 雷山小過(らいざ んしょうか)の3爻

予定にないことには関わらないようにしましょう。つまらないことにズルズル関わってしまうと致命的。危ない人、誘惑する人には絶対に近づかないことです。

「過ぎずして之をふせぐ。
従てあるいは之を戕(そこな)う。
凶」

災難が多いとき。
つまらないできごとにずるずる関わってしまうと致命的です。
この卦を得た場合、誘惑には絶対乗らないと決めて下さい。
危ない人、誘惑する人には絶対に近づかないこと。

之卦 16 雷地予(らいちよ)

スケジュールを立てる「雷地予」です。
準備・打ち合わせをすると幾分マシですよー。

爻辞 62 雷山小過(らいざんしょうか)の4爻

雷の音が聞こえてきました。雷雨が近づいてきているので活動を広げ過ぎずに。それでも災いに遭遇することはあります。謙虚に用心しながら活動し、何かあっても臨機応変対応できますので落ち着いてくださいね。

「咎なし。過ぎずして之に遇う。
往けば厲うし必ず戒(いまし)む。
永貞を用うることなかれ」

現在の守備位置を守っていれば問題はないが、
積極的に何かをしようとするとうまくいかない。
やり過ぎなければ無事だが、ささやかにしていても
会いたくない人に偶然会うこともある。
用心し、災いに遭っても慌てず臨機応変に対応することです。

之卦 15 地山謙(ちざんけん)

謙虚の「地山謙」です。
謙虚に過ごしましょう。

爻辞 62 雷山小過(らいざんしょうか)の5爻

密雲あれど雨ふらずです。やがて降りますが、今日ではありません。何かをやろうとしてもやり遂げることができない時です。人に助けてもらいますが、それでも力が足りません。残念ですが、その場を離れて頭を冷やすこと。

「密雲あれど雨ふらず我西郊よりす。
公、戈(よく)して彼の穴に在るを取る」

密雲あれど雨降らず・・・・。
しかし、やがて降るでしょう。
紐のついた矢を使って穴の中に隠れている獲物をとる。

何かをやろうとしても、やり遂げることができない時です。
人に助けてもらうが、それでも力が弱い。
残念です。

之卦  沢山咸(たくざんかん)

感情的になりやすいので注意!
らいざんしょうかはやりすぎ注意なので、感情的になったらいけません。
その場を離れて、頭を冷やしましょう。

爻辞 62 雷山小過(らいざんしょうか)の上爻

鳥が高く飛び過ぎて狙われて射落とされてしまいました。何事もやり過ぎ注意。調子のいい時ほど必要以上に目立ち災いを招いたり、傲慢になって人を傷つけてしまったりします。気をつけて。

「遇わずして之を過ぐ。
飛鳥之に離(かか)る凶。
これを災眚と謂(い)う」

鳥が高く飛び過ぎて狙われて射落とされてしまいました。
この場合、天災とも人災ともいえるでしょう。

今日は、なにごともやり過ぎるとうまくいきません。
うまくいっているときに図に乗ると
トラブルを招いたり、非難中傷を受けることになります。
なにごとも様子を見てほどほどにすることです。
天災・人災ご用心。

之卦 56 火山旅(かざんりょ)

ひとり旅立つ「火山旅」です。
こだわるとやり過ぎになります。
執着は手放してあっさりと気持ちを切り替えていきましょう。

深刻だけど面白い本を読みました。

ニッポン景観論 (集英社新書)

日本の景観が貧相なものになっていくのを嘆く著者。

p.81.0
日本では残念ながら、まだ不完全な下水道工事や電柱・電線の埋設、歴史的な街並みの保存といった、地味な工事にお金が流れず、奥出雲おろちループのような社会的ニーズのない派手な建物の方に国民のお金が費やされています。

p.206.0
日本は長年必死に「文化」と「発展」を求めて、山と川をコンクリートで埋め、古い町を恥だと思って壊し、交通のない「ループ橋」や、お客の訪れない「ふれあいの館」をたくさん作ってきました。しかし日本は「光る珠」として、美しい自然と文化的なたたずまいを、初めから掌の中に持っていたのです。
それを再認識することが、これからの課題です。

上記、その通り。

たくさんの景観写真とモンタージュ写真が効果的ではっとさせられます。日本の公共事業のナンセンスなこと!

もう発展とか増設とかはいいから、メンテナンスや見直し、電線の埋設などにお金を使って欲しいです。

今日はこの辺で。
ありがとうございます。